登山の際、山頂に至る道は1つだけの山というのは少なく複数の分岐があることが多い。 また、低い有名では無い山などは道が不明瞭なことがある。 そのため道を間違える、見失ってしまうことがある。ここではそうした際に、自分が行っている対処方法をまとめておく。
道に迷わないための予防策として、インターネットで道の状況を予め見ておくというのも一つの手だと思う。 このときにできるだけ最近の登山記録を参考にしたほうがいい。
まず前提として、地図・コンパス(あればGPS)を所持していて、こまめに現在位置を確認していることとする。
道に迷った際はまず一旦休憩をとって落ち着くほうが良いらしいので、立ち止まって水分・携帯食等をとってみる。
次に最後に現在位置を確認した場所に戻って、
もう一度地図登山道にある目印を確認しながら歩いてみている。
もし、倒木・藪などでそれ以上歩けない/塞がれているばあいは無理して通らずにそのまま進むのを諦めて、
別の道/来た道を戻って下山するというのも一つの手だと思う。
ただ、来た道/別の道では今日中に下山できない場合は山中でビバーク(野宿)という選択も考えなければならない。
もし来た道もわからない別の道も見つからない場合で、 見通しがきく場合はコンパス等で現在位置を確認できる場合はコンパス等で道の方向を探りつつ正規の道に復帰する。 ただこのときに、無理に復帰ができそうにない場合は諦める。
最後に見通しも聞かなくて、コンパス等での確認ができない場合はできるだけ山を登って尾根に出ることを考える。 尾根に出れば、コンパス等での位置確認もしやすく、正規の道を探しやすくなる。 また最悪助けが来たときでもわかってもらいやすい。 このとき間違えても沢沿いには歩かない、 なぜなら沢はときに滝などで断崖になっていることがあることがあり、 さらに降雨時には増水して巻き込まれるリスクがあるからである。