登山において、自分は準備に時間をかけている。 自分は慣れているからと準備を適当にしている人もいるが、 無事に帰還する確率を上げたいのならばそういった行為は推奨できない。 このページでは登山に行く当日までの流れをまとめておく。
最初に登る山を決める。登る山は
長野県のサイト(とりまとめ)
などを参考にして決める。
自分の場合は前に登った山のレベルに対して技術度+1または体力度+1以内になるようにしている。
このとき、自分の日程が日帰りなのか2日かけるのか等も考慮する(最初はなるべく体力度を低いところから登る)。
次に登山計画が可能なウェブサイト
(ここにまとめた)
で登山の計画を立てる。このときまだ自分のペースがわからない場合、ペースがわからない他の人と登るときはかなり余裕を持って立てている。
例えば山頂休憩を+1時間とる、ペースをx1.5倍するなどで到着時間を計算する。
到着時間は公共交通時間を使わない、その後の時間に縛りがないときは16:00までにその日の行程が終わるようにしている。
公共交通機関を使う場合は少なくとも最終便の2本前には下山口につくようにしている。
計画ができたら登山届を出す。どんなに低い山でも登山届を必ず出すこと!
実は高い山(有名な山)ほど、登山道が整備されており道に迷いにくかったりする(もちろん例外もある)。
実際に登りに行くときには必ず地図を(できればGPSも)携帯する。
登山での道迷いを防止する上で、現在位置の確認を頻繁に行う必要がある。 最近はGPSもあるのでそれらを活用することはかなり有効だが、 電池切れGPSの位置ずれなどが起きたときのためにも紙の地図を用意しておいたほうが安心できる。
地図には書店によくある登山用地図(1/50000)、国土地理院の1/25000地形図等があるが、
1/25000のほうが詳細にわかるのでいつもそちらを使っている。
1/25000の地形図を使う場合、コンパス(方位磁針)とセットで使うので磁北線を引く必要がある。
磁北線はできるだけ自分のルート上に書くようにする。 このとき蛍光ペン等で自分のルートをなぞっておくと使いやすい。
実は、地図上の北とコンパスでの北は少しズレている。 コンパスを使って方角を確かめる場合は磁石上の北に対しての角度がわかるので、 地図上に磁石上の北を磁北線として引いておくと便利である。
磁北線を引く上でまずは、地図の北と磁北線が何度ズレているかを知る必要がある。 ズレは地形図の左端の欄に図1のように記載されている。 ここで西偏というのは北に対して西側という意味なので、 この地形図の場合は西側に約7度、つまり360度 - 7度 = 353度にコンパスのダイヤルを合わせる。
次に353度に合わせたコンパスの磁針の下にある線または矢印を図2のように地形図の外枠の線に重ねる。 そうするとちょうどコンパスの長辺が磁北と平行になるので、そこで線を引く。
磁北線は1本だけでは不便なので、定規等で磁北線に並行な線を複数引く。 このときに図3のように歩くルート上に何本かあると使いやすい。
登山において自分がいつも持っていっているものをまとめておく。
これらを全て個別に防水、圧縮して詰める。
このときに、ザックの下の方に軽いもの上に重いものを詰めると重さを重心が背中の方に来るので安定する。 またすぐに出したいものほど上に詰めたほうがパニックにならずに済む。
火種は高い山だと電子式は火がつかない事があるので、火打ち石式か、マッチがあると良い。